Excel

FREQUENCY関数 区間に含まれる値の個数を求めて分布表を知る


このページでは、Microsoft Excel の FREQUENCY関数の使い方について説明します。


概要

データ配列 の中の値が 区間配列 の各区間にいくつ含まれているか(頻度)を表示させます。データの分布を見るとくに役立ちます。


書式

=FREQUENCY(データ配列, 区間配列)

引数 必須 説明
データ配列 計算対象となる数値が入力されているセル範囲や配列を指定します。
区間配列 区間の値が入力されているセル範囲や配列を指定します。例えば、区間の値が1、5、10、15と入力されていた場合、意味は「1より大きく、5以下」「5より大きく、10以下」「10より大きく、15以下」でデータ配列内のそれぞれの数値の個数を返します。


使用例

例:社員の人事評価データをもとに、度数分布表を作成する

この例では、25名の社員を抱える会社の2019年度の人事評価をもとに、各点数の区間に何人いるのか(頻度)を求めることとします。


まずは、関数名を入力します。ここで、以下の注意点が表示されています。

範囲内でのデータの度数分を、垂直配列で返します。返された配列要素の個数は、区間配列の個数より1つだけ多くなります。

Screen Shot 2020-10-02 at 10.05.16.png


データ配列を選択します。今回は、2019年度人事評価を対象としたいため、C列4行目から28行目までを選択します。

Screen Shot 2020-10-02 at 10.05.29.png


そして、区間配列を選択します。区間は、F列4行目から10行目までです。

Screen Shot 2020-10-02 at 10.05.41.png


そして、そのままEnterを押すと、以下の結果になります。区間行列よりも一つ多くの行が追加されていることがわかります。

Screen Shot 2020-10-02 at 10.05.56.png


これは、スピルと呼ばれる動作で、動的に配列の結果が変わります。(以下、エクセルのヘルプの解説)

Screen Shot 2020-10-02 at 10.06.11.png

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これを防ぐ方法のポイントは、2つです。
  1. 配列の結果を表示させる範囲を予め選択すること
  2. 関数式を入力後に「Enter」ではなく、「Shift」+「Ctrl」+「Enter」を同時に押すことによって、関数式の前後の{}が自動的に追加されて、個数の結果が対象セル内に返されます。


では、実際にやってみましょう。

【ステップ1】

配列の結果を表示させる範囲を予め選択すること

Screen Shot 2020-10-02 at 10.16.44.png


【ステップ2】

関数式を入力後に「Enter」ではなく、「Shift」+「Ctrl」+「Enter」を同時に押すことによって、関数式の前後の{}が自動的に追加されて、個数の結果が対象セル内に返されます。

Screen Shot 2020-10-02 at 10.16.52.png


備考

  • データ配列には文字列や論理値の入力されているセル、空白セルは無視されます。
  • 区間配列 の値は、昇順に並べておきます。
  • FREQUENCY関数は、縦方向の配列数式として入力する必要があります。
  • 最後の要素には区間配列のうち、最も大きな値を超える区間の個数が表示されます。
  • 結果は度数分布表になっています。

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