Excel

TRANSPOSE関数 表の配置転換(行列を入れ替える)をする


このページでは、Microsoft Excel の TRANSPOSE関数の使い方について説明します。


概要

エクセルを使った様々なシミュレーションをする際には、最初に作った表を切り替えたり、回転させたりすることが求められる場合があります。何度も変更が必要ない場合は、「コピー→貼り付け→配置転換(行列を入れ替える)」を行うことで簡単に作れますが、この方法はデータが重複されるという問題があります。元データを使用したまま、表の向きなどを変えたい場合は、代わりに TRANSPOSE関数 を利用することで実現できます。


書式

=TRANSPOSE(配列)

引数 必須 説明
配列 行と列を入れ替えるワークシートの配列またはセル範囲を指定します。 変換を行うと、元の配列の第1行目が新しい配列の第1列目になり、元の配列の第2行目が新しい配列の第2列目 (以下同様に続く になります。


使用例

あるケーキ屋チェーン店の2019年度におけるショートケーキの売上がまとまった表の行列変換をしてみます。


手順1:表を準備する

最初に元なる表を準備します。この例では、2019年度のショートケーキの売上を毎四半期、店舗毎にまとめてます。

スクリーンショット 2020-04-19 9.31.03 2020-04-19 00_31_34.png


手順2:空白セル領域を確保、選択する

この表の行列変換を行います。5行x5列の表なので、変換後も選択している領域に5行x5列の表が表示されます。

スクリーンショット 2020-04-19 9.33.33 2020-04-19 00_33_57.png


手順3:TRANSPOSE関数式を入力する

TRANSEPOSE関数式を入力します。元の表のセル範囲「B5:F9」を指定します。

スクリーンショット 2020-04-19 9.35.47 2020-04-19 00_36_14.png

手順4:CTRL + SHIFT + ENTER を押す

TRANSEPOSE関数式を入力したら、ENTERキーだけではなく、 CTRL + SHIFT + ENTER を押します。TRANSPOSE 関数は配列数式でのみ使用されるため、配列数式で入力する必要があるためです。配列数式とは要するに、1 つ以上のセルに適用される数式のことを指します(表など)。手順2で複数のセルを選択しているので、式は複数のセルに適用されることになります。

補足ですが、Apple社のMacやiPadからMicrosoft 365を操作する環境だと、ENTERキーのみで同様の結果が実現できます。

スクリーンショット 2020-04-19 9.37.03 2020-04-19 00_40_00.png


備考

  • TRANSPOSE関数は配列数式として入力が求められるので、あらかじめ結果を表示する範囲を選択してから入力します。
  • 式を入力後には、配列数式とエクセルに認識させるために、通常のENTERキーではなくCTRL+SHIFT+ENTERキーを押す必要があります。
  • Apple製品のMacやiPadなどから、上記手順のうち手順4を実行する場合は、通常のEnter(Return)キーを押すだけで実現可能です。

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