前回は、複数のエクセルファイルからのデータ取り込みを紹介しました。
今回は、日経新聞のウェブサイトより、株価検索急増ランキング を自動的にPower Query(パワークエリ)を使って、エクセルに取り込む方法をやってみます。
仮に、ある会社で若手社員が毎日日経経済新聞のウェブサイトにアクセスし、「株価検索急増ランキング」を調べ、エクセルにコピーし、それを報告しているとします。
すると、Google Chromeなどを開けて、お気に入りに登録した以下のページをクリックし、表の部分をコピーしてエクセルに貼り付ける、一番左端の「銘柄フォルダ」は不要なので列ごと削除して、それをメールに添付、みんなに共有しているとします。これ、パワークエリならファイルを開けるだけで自動更新できます。
「データ」タブの中にある、「データの取得と変換」メニューより、「Webから」をクリックします。
「Webから」というページが開くので、データを取得したいのURLを貼り付け、OKを押します。
https://www.nikkei.com/markets/ranking/page/?bd=accessup
「Web」コンテンツへのアクセスのページが開きますので、このURL上でどの階層レベルでデータ接続を適用したいか選択します。どのレベルでも大丈夫です。今回の例では、一番上の階層を選択します。
今回の例では、一番上の階層を選択します。
そうすると、「ナビゲーター」画面が表示され、表示オプションの中に2つテーブルが自動的に読み込まれていることが分かります。(1)Document と (2)Table 0
Table 0を選択し、Webビューに切り替えると、今回取得したいテーブルを指していることが分かります。
テーブルビューでも確認できます。
後は読み込むのみ!恐るべしパワークエリ。
列Aに入っている銘柄フォルダは、削除するのでした。ということで、データ変換をしてからもう一度取り込みます。
A列の銘柄フォルダが不要のため、列を選択後、「列の削除」をクリックします。
キレイに消えました。あとは、「閉じて読み込む」をクリックすれば完了です。
以上です。
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