INDEX関数 行と列で指定した位置の値を求める
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このページでは、Microsoft Excel の INDEX関数の使い方について説明します。INDEX(インデックス)関数は、関数の中でも良く使われるので理解して覚えておきましょう。


概要

配列 の中で指定した 行番号列番号 の位置にある値を返します。

INDEX関数には 「配列形式」「セル範囲形式」 の2種類があり、引数の指定方法が異なります。隣接しない複数の範囲から行と列が交差するセルを求める場合は、「セル範囲形式」を使います。


書式

配列形式

=INDEX(配列, 行番号, [列番号])

引数 必須 説明
配列 値を求めたい範囲のセル範囲または配列定数を指定します。
行番号 指定した範囲内の何行目の情報を取り出すかを指定します。行番号は省略もできますが、その場合は列番号が必須となります。配列が1行の場合には、「INDEX(配列, 列番号)」のように指定できます。
列番号 指定した範囲内の何列目の情報を取り出すかを指定します。配列が1列の場合には、「INDEX(配列, 行番号)」のように指定できます。


セル範囲形式

=INDEX(参照, 行番号, [列番号], [領域])

引数 必須 説明
参照 隣接していない複数の範囲を指定することができます。参照用に隣接していない範囲を入力する場合は、それぞれの参照を括弧「()」で囲って、カンマ「 , 」区切ります。
行番号 指定した範囲内の何行目の情報を取り出すかを指定します。行番号は省略もできますが、その場合は列番号が必須となります。配列が1行の場合には、「INDEX(配列, 列番号)」のように指定できます。
列番号 指定した範囲内の何列目の情報を取り出すかを指定します。配列が1列の場合には、「INDEX(配列, 行番号)」のように指定できます。
領域番号 領域番号は、最初の引数内の領域範囲の順序によって決まります。最初に指定した領域の領域番号が 1 となり、2 番目の領域は 2 、... というように続きます。 領域番号が省略された場合、INDEX は 領域 1 が使われます。


使用例

基本編(配列形式)
  • この例では、あるケーキ屋さんのショートケーキの売上高を、4つの店舗に四半期毎に示しています。

PNGイメージ 2020-04-05 02_08_35.png


  • ここで、インデックス関数を使って、参照したい数値を取り出します。
  • 「=INDEX(」と入力すると、自動的にツールヒントによって、配列型式とセル範囲形式があることが分かります。
  • 使用される形式は、最初の引数に入力した内容によっては決まります。

PNGイメージ.png


  • 神楽坂店における第3四半期のショートケーキの売上を取り出します。
  • 最初の引数にセル参照(対象となる表の範囲)を使って、ショートケーキの表C6からF9 「C6:F9」 を指定します。

PNGイメージ 2020-04-05 02_26_15.png


  • 次の行番号は、指定した範囲内の第3四半期は3行目にあるため、「3」を入力します。
  • 次の列番号は、指定した範囲内にある神楽坂店は3列目にあるため、「3」を入力します。

PNGイメージ 2020-04-05 02_30_17.png


  • 神楽坂店における第3四半期のショートケーキの売上「2454441」が取り出されました。


応用編(セル範囲形式)
  • さて、この数式を再利用して複数の表を指定する方法を見てみましょう。ここからがこの関数の魅力です。
  • ショートケーキに加えてマカロンの売上高がまとまっているとします。
  • この表2つの結果を簡単に取り出すことができます。

PNGイメージ 2020-04-05 02_46_38.png


  • まずは、 セル範囲 にマロンケーキの売上表を追加します。
  • マロンケーキの表C13からF16 「C13:F16」 を指定します。

PNGイメージ.png


  • 4つ目の引数に 領域番号 を指定します。
  • 領域番号 は、最初の引数内の領域範囲の順序によって決まります。
  • この例では、「1」はショートケーキ、「2」はマロンケーキです。
  • よって、マロンケーキの売上高を表示したい場合は、「2」を指定します。

PNGイメージ 2020-04-05 03_08_40.png


  • 神楽坂店における第3四半期のマロンケーキの売上「1394857」が取り出されました。

スクリーンショット 2020-04-05 12.20.02 2020-04-05 03_22_21.png


注意点

  • 行番号列番号 の両方が使用されている場合は、行番号と列番号が交差する位置にあるセルの値が取り出されます。
  • 行番号 または 列番号 に0を指定すると、配列 内の列全体、または行全体の値が配列として返されます。配列 に複数行または複数列の配列を指定し、 行番号 または 列番号 を省略したときには、列全体または行全体の値が配列として返されます。
  • 戻り値は値または配列です。配列数式やほかの関数の引数としてINDEX関数を指定することもできます。
  • セル参照 形式の注意点として、領域はすべて 1 つのシート上に置かれている必要があります。同じシート上に存在しない領域を指定した場合、エラー(#VALUE!)となります。
  • 異なるシート上に置かれている範囲を使う場合は、INDEX 関数の配列形式を使い、CHOOSE関数などを使用して配列を形成する範囲を計算することで指定できます。

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